チコリ

●英名:Chicory
●和漢名:きくにがな
●学名:Cichorium intybus L.
●科名:キク科の多年生草本
●原産地:ヨーロッパ
●主産地:フランス

 チコリはキク科の多年草で、ヨーロッパ諸国、アフリカ、中央アジア、アメリカなどに帰化し、自生している。店頭で見かけるチコリは、これら野生のチコリを野菜として品種改良したものである。チコリには、葉を食べるもの、根を食べるもの、葉と根とを食べるものの3種がある。
 日本およびアメリカにおいては、同じキク科のエンダイブとチコリがしばしば混同されている。しかし、エンダイブはレタス様の外観で、チコリは葉が開く前のロケット状の形状で出荷されるので区別することできる。

チコリの香味と利用法

■店頭で見かけるロケット状のチコリは、日光にほとんど当てずに栽培しており、色は白またはほのかに黄色みをおびている。上から土をかぶせ、真っ白に育てたものもある。
■収穫したての白色のチコリは、全体に甘く苦味はまったくない。しかし、収穫後時間が経過するにつれ、徐々に苦味が増してくる。特に、収穫後日光に当てると、葉色が緑色に変化し、苦味が強くなる。このように、栽培方法や収穫後の扱い方によって、味・色ともに変わってくる。
■サラダとして生食するのが一般的だが、ムニエルやグラタン、バター炒めなど、加熱しても美味しい。この場合、ゆでる際にレモン汁を加え、アクをていねいに取り除くこと。